令和7年度 第1回医療介護連携ミーティング
開催日時:令和7年8月3日(日)9:30~12:00
会 場:高松市医師会館5階ホール
テ ー マ:「独居高齢者の意思決定支援~成功・困難事例を通じて学ぶ~」
令和7年度は、「独居高齢者の支援」を年間テーマとしており、第1回のミーティングでは「独居高齢者の意思決定支援~成功・困難事例を通じて学ぶ~」をテーマに開催いたしました。
多職種による実践的な発表やパネルディスカッションを通じて、医療と介護に携わる多くの方々にとって、新たな気づきや学びの多い、大変有意義なお話を賜りました。
【実践発表】
≪演 題≫「がんとたたかう独居高齢者の意思決定支援」
≪講 師≫ 高松市立みんなの病院 医療ソーシャルワーカー 弓削 正貴 氏
近年の独居高齢者の実態と、みんなの病院での意思決定支援の取り組みについて、ご講演いただきました。
独居高齢者の困り事に対し、国のガイドラインを参考に取組んでいることや、支援者は患者の意思決定する能力を引き出し、患者と医療者が共に決める医療(共同意思決定)の必要性などについて、ご説明いただきました。
また、みんなの病院で実践した独居高齢者の意思決定支援の事例を紹介していただきました。それぞれのターミナルステージで本人の不安や思いが変わること、支援者はその変化に対応し、ACPのファシリテートをすることが役割であることなど、分かりやすくご教示いただきました。
【パネルディスカッション】
《発表1》
テーマ:「透析加療を希望されない高齢者の意思決定支援」
パネリスト: あおぞら診療所 院長 稲毛達朗 氏
家族関係が希薄な認知機能低下をきたした患者に対しての意思決定支援の事例をご紹介いただきました。
音信不通となっていた息子とも話し合い、本人の意思を尊重しながら、現在も自宅での治療を継続しているという事例をご紹介いただきました。
《発表2》
テーマ:「コロナ禍に入院した独居高齢者の対応」
パネリスト:スマイル居宅介護支援事業所 介護支援専門員 末澤秀貴 氏
入院し在宅復帰困難になった独居高齢者の困りごとと、その対応についてお話いただきました。入院中に必要なこと、退院するために必要となったこと、住まいとお金に関する問題など、様々な困りごとを解決した事例をご紹介いただき、ケアマネ業務以外のシャドーワークについて課題を示されました。
《発表3》
テーマ:「家族との関係が希薄な独居高齢者の意思決定支援」
パネリスト: 特別養護老人ホームエデンの丘 生活相談員リーダー 杉原達郎 氏
施設で使用している「利用者・家族の意思を確認する意向確認シート」の取り扱い方や、施設で行った意思決定支援について具体的にご説明いただきました。
家族に頼れない独居高齢者に対して、本人の思いを最優先に、代弁者・調整役としての関わり方、また、潜在的な支援者を見つけ出し、人間関係を構築していくことの重要性などをお話いただき、本人の思いに寄り添えた事例をご紹介いただきました。
《発表4》
テーマ:「自宅での看取りを希望する独居高齢者の支援」
パネリスト: 高松ケアステーションみちしるべ 皮膚・排泄ケア認定看護師 難波朱美 氏
独居高齢者の自宅での見取り支援について、がんターミナル期ADLが自立された方に対するサービス介入のタイミングに苦慮しながらも、本人の意向に沿って支援を行った事例をご紹介いただきました。
病院との連携や支援者間での情報共有、主たるキーパーソンの必要性、状態悪化時のご家族への連絡先の確認等の課題が示されました。
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令和7年度第1回アンケート結果 |
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令和7年度第1回アンケート結果 |