多職種連携研修会
医療・介護等の専門職がそれぞれの専門性を理解し、「顔の見える関係づくり」を促進することにより、多職種間ネットワークの構築を図ることを目的に、毎年開催しています。
令和2年度 多職種連携研修会 開催報告
<テーマ> 在宅・施設での新型コロナウイルス感染症対策について
<日 時> 令和3年2月6日(土) 13:30~16:30
<場 所> オンライン研修(サテライト会場:高松市医師会)
<プログラム>
(1)特別講演「新型コロナウイルス感染症対策~科学的根拠に基づいた対策と動向~」
講師:江澤 和彦氏(医師/日本医師会常任理事、医療法人和香会 倉敷スイートタウン 理事長)
(2)情報提供「感染症対策と実際」
講師:村井 由佳氏(感染管理認定看護師/香川県立中央病院 副看護師長)
(3)グループディスカッション
テーマ:コロナ禍における各職種、医療機関・事業所等での困りごとと解決策について
<開催報告>
当日は、111名の医療・介護専門職の方にご参加いただきました(オンライン参加86名、サ
テライト会場参加25名)。
はじめに、日本医師会常任理事の江澤先生より、新型コロナウイルス感染症に関する最新の情報や具体的な対策方法等についてご講演いただきました。多くの資料やデータを使用してわかりやすく、また最新のトピックスについてお話いただき、参加者からは、「解りやすく解説していただき、理解が深まった」「最新の動向を知ることができて良かった」といった声が聞かれました。
つぎに、香川県立中央病院の村井看護師より、医療機関・事業所における体制整備やマニュアルの策定、標準予防策について情報提供いただきました。イラストや写真を交えながら具体的な予防策についてお話いただき、参加者からは、「日頃の業務にすぐ活かせる内容で、大変参考になった」「基本手順の見直しができ、改めてその重要性を感じた」といった声が聞かれました。
グループディスカッションでは、オンラインと会場でそれぞれ多職種のグループに分け、テーマに沿って話をしていただきました。熱心にディスカッションをしていただき、「多職種の方々と情報共有でき、それぞれの立場からの意見を聞くことができて良かった」「人と会う機会や話す機会が減っていたので、話ができることの大切さを実感した」といった声が聞かれました。
初めてのオンライン研修ということで、通信状況の不具合等でご迷惑をおかけした場面もあったこととは思いますが、皆様熱心に聴講、ディスカッションいただき、有意義な時間を共有できたことを嬉しく思います。ご参加いただいた専門職の皆様、ありがとうございました。
次年度も、皆様のニーズに沿ったテーマで研修会を開催しますので、ぜひご参加ください。
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