人生会議について
「最期まで自分らしく」
生きるために
 
人生会議
をはじめよう
人生会議とは、ACP:アドバンスケアプランニングの愛称で、人生の最終段階における医療やケア、希望する生活等について前もって考え、家族や友人などの大切な人や医療・ケアチームと共有する取組のことです。

高齢者の方に自分の最期を迎えたい場所をたずねたところ、半数以上の方が「自宅」を希望していることがわかりました。また、自分の最期の時について、家族や医療・介護関係者と話し合った経験についてもたずねましたが、「話し合ったことがある」と回答した人は約2割に留まっており、人生の最終段階における自分の希望を周囲に伝えている人は少ない現状があることもわかりました。

高齢者の暮らしと介護についてのアンケート調査(R2.3月)より
「最期の時」について考えるなんて縁起でもない!と思われる方もいるかもしれません。けれど、年齢に関係なく、思わぬ事故や病気により、急に思いを伝えられなくなることもあります。人である限りいつか来る「その時」を安心して迎えるために、思いを伝えることのできるうちから、今後のことを話し合っておくことが大切です。

医療・介護の多職種の方々よりご意見をいただき、患者・利用者様と話をする際に活用できるパンフレットを令和2年度に作成しました。パンフレットは市内の医療・介護関係機関や市役所の出先の機関等に設置している他、下記からもダウンロードしてご利用いただけます。
患者・利用者様の「最後まで自分らしく生きる」ことを支えるため、ぜひご活用ください。

出前講座をご活用ください。
在宅医療支援センターのスタッフが、地域に出向いてお話をしています。
利用者様向けの会合や専門職の方が集まる機会等ありましたら、ぜひお気軽にご活用ください。